僕は レイジさんのカップを取って 口をつけた。



冷めた中国茶は苦かった。


「にがい…」



呟くと レイジさんがコートを着て戻ってきて

「行こうぜ」と 僕に言う。


どこに?


レイジさんはさっきまで見てた雑誌を手に取ると
ばらばらをページをめくって「ここに行こう」と僕に記事を見せました。

お洒落でかっこいいコーヒー専門の喫茶店


「ユウタ、こういうとこ好きだろ?」

レイジさんが 僕を見て 微笑む。



「…すき」



見たいアクセサリーショップがあるから寄ろう、
気に入ったのがあったら買ってあげる と レイジさんが僕にいいました。


今日僕はお休みなので レイジさんとデートをします。



・明日もよい日でありますように・