「謹賀新年!」 王は呪文を唱えた。 …しかし何もおきなかった。 「…何がしたかったんだ、あんた」 「銅、むずか しい。は、わからな い?」 私にもわからん。 「どうするんだよ。寒いよ」 「さむ い」 それは気候か?体感温度か?…いや、言うな。みなまで言うな。 こんな時は… 「どうにかしろ!忍」