開いたドアから微かに冷房の涼しい空気が流れてきて僕はちょっと迷ったけど、断る事にした。

「僕…大丈夫です。外にいます」
「そう」
「アイスありがとうございました」
「どういたしまして」

それから暫くして、アイスを食べ終え、
退屈になった僕はマンションを後にする事にした。

太陽で温もった自転車に乗って考える。

今からどうしよう…どこか時間がつぶせて涼しいところ…そうだ。

                  図書館に行こう。