非常階段20:32
「右多」
と、とりあえず先に寝たほうを言うと
「ひっ、ひどい!!斎藤さん」
と、右多が怒った。
「左喜がかわいそうだと思わないんですか!?」
…双子心は複雑だ。
「その話はまた後で!」
「あっ、逃げた!!」×2
俺は非常階段へと逃げ込んだ。
「廻り込むんだ!」
そう声がして、足音が2つに別れた
やばい…息も切れてきたし…
何階だかわからないが廊下に出た。
走りながら辺りを見渡し、
明るい部屋に入った。
暗い部屋に入った。