給湯室20:50
「あっはっは、ダセー」

…うるせーよ。

バカにされたが、佐藤と一緒だったお陰で、
双子に見付かってしまったが何も言われずにすんだ。

給湯室は夜の見回りで覗いただけだと言い、
彼等はすぐに去って行った。

ただ、ちょっと睨まれた。

「…斉藤、なんかしたのお前?」

「あ、気付いた?」

「で、どっちとやったん?」



       両  方


      そんなんじゃない